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小平ふれあい下水道館 地下25メートル 下水管

お知らせ雑記 2025.6.04

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記事を書いた人:N

小平市を愛する電気屋ブログへようこそ。

今日は小平市になる日本唯一の下水道見学施設ふれあい下水道館のお話です。

 

ふれあい下水道館は弊社にほど近い府中街道沿いにあり、この道路の25m下にある直径4.5mの下水管「小川幹線」の中に入れる施設となっています。
4.5mというのは、八潮市の道路陥没の原因となった下水道管とほぼ同じ直径で、10tダンプが2台並んぶ大きさです。
この小川幹線は小平市の5万人分の汚水をここからおよそ10km下流の「北多摩1号水再生センター」へ流しています。

 

階段で地下5階までおりますが、階段にはその深さの地層が並行して展示されています。

地下9m、先日のブログでもありましたが、アース棒が入らなくなる辺りから武蔵野礫層というものに変わります。この礫層の石に当たってアース棒が入らなくなるのか、摩擦係数が大きくなって進まないのか、アース工事では想像しながら打込みます。まあたぶん摩擦係数のせいでしょう。

 

地下18m、武蔵野礫層の最下層になります。だいぶ昔の地層で、昔は小平あたりも海だったとか、古多摩川によって作られたとか、とりあえず大昔の地層です。

 

途中の階はそれぞれ展示スペースや学習スペースになっていて、下水にまつわる話を見聞きできます。

小平市の下水のゆくえです。

 

楽しい(?)トイレグッズ。なかなしっかりした造り(造形ともいう)でした。

 

まいまいず井戸。まいまいずは七曲井戸などとも呼ばれています。武蔵野台のように地水位が低く、脆い地層で深く掘れない地域に多く見られた井戸で、そういえば府中市の郷土の森博物館にもありますね。

 

し尿の運搬。西武鉄道は糞尿輸送を東京都から委託されていて、小川駅や東久留米駅などに専用の設備もありました。

 

さていよいよ小川幹線に繋がる地下5階です。自動ドアをくぐったらいよいよ臭いのかとドキドキしてきました。そして自動ドアの先へ。

 

あれ?別に臭くない。どうやら下水管側に空気が吸い込まれているようで以外にも普通です。右側には小平市のデザインマンホールが展示されていました。

 

左側に・・・なんか頑丈そうな扉が・・。

 

一つ目の厳重な扉をくくると、いよいよなんか、くさ・・・あれ・・・臭くない。ここも臭くないです。

だがしかし、二つ目の先はいよいよ・・・

 

おおうっ、さすがに臭いますね!湿度もMAX!!

と言っても耐えられないほどではないですが、湿度が高いせいで気持ち的にハードルが上がっている気も。

 

当り前ですが奥は見えないですね。

 

 

ちなみに雨の日は水位が高いので、↓の写真のように閉められていて入れません。ゲリラ豪雨の時はこののぞき窓まで水位が上がるみたいです。

 

帰りはエレベーターで戻ります。定員25人とかなり多いですが、非常用エレベーターなので子供たちの遠足などを想定した定員なんでしょう。

ふう、下水管から出ると空気がとてもフレッシュな感じです。

下水道のありがたみを感じる施設なのに、空気のありがたみで締めくくられていまいそうでした。(笑)

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