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施工現場 2025.7.18
朝一、8時前に電話がきました。
そんな時間の電話はきっと困りごとだろうなと思って出ますが、建設業もだいぶ変わってきて、昔と違って営業時間外の電話はほとんどなくなりました。昔は朝も夜も日曜日も・・・。
話を聞くと、どうやらマンションの高架水槽へ水を送る揚水ポンプが止まらなくて水が出っ放しとのこと。水が出ないよりはいいですがずっとオーバーフローからあふれているので水がもったいないですね。
現地に行ってまずはポンプの制御盤を確認します。
高架水槽や受水槽など液体の水位を制御する場合は、液面制御リレーと電極というもので行います。
水道屋さんは「制御リレーが壊れてると思うよ」と言っていたそうですが、ポンプの制御盤をいじってリレーの声を聞いてみると・・・、
「俺、まだ生きてるよ・・・」
「聞こえた!生きてるんだな!!」
どうやら壊れてないと言うので、屋上の高架水槽へ行ってみます。
おおっ、なんか違和感が・・・・。
何ですかこれは・・・。
本来あるべき蓋が無く、端子がむき出しで電線も腐食して切れているじゃないですか。
太い電線に細い電線を繋いだりしている理由は分かりませんが、蓋が閉まらなくて周囲をビニールテープでぐるぐる巻きにして、その後テープが劣化して風で蓋が飛んで行ってしまったのか?こういうのってカラスが悪戯したがるのでカラスかもしれません。カラスに目を付けられるとバラバラにされることもあります。
関東機電の施工ではありませんが、40年前の施工不良が今不具合になているわけで、物を作る立場としては色々考えさせられます。
とりあえず腐った端子に何とか電線を挟んで動くようにしてその日は終えましたが、そういときに限って翌日から台風が来たり梅雨の荒天が・・・そして応急処置に不具合が出たりもしながら何とか乗り切って晴れた日に高架水槽にまた上りましたがなんでかな、かなりの強風です。怖い!
新しい電極保持器の端子ビスはステンレス製です。
皆様、こういった物は壊れる前に予防的交換をお願いいたします。。。
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