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施工現場 2025.6.30
今回は某施設の受変電設備の更新工事です。
ざっくりですが、単相75kVA×2台のV結線の動力バンクを150kVAの三相変圧器1台に更新。
撤去した単相75kVAの一台をPCB含有のため処分する単相バンクの75kVAと入替。
なんか文章で書くと面倒です。
あと50kVAコンデンサ2台(1台は遊休)を15kvarと50kvarに更新。
このキュービクルには、三相150kVAの動力バンク(季節用)、単相75kVA×2台のV結線の動力バンク(常用)、単相75kVAと50kVAの単相バンクがありました。電灯動力で同じ単相75kVAが3台使われていることになりますが、なぜそうしたのか?故障時に応急で使い回せるからか?50年前のことは私にはわかりませんが気になります。
コンデンサは主任技術者さんによると、もともと進み足りないのでも少し進むように遊休の50kVAの代わりに15kvarを入れたいとのこと。旧JIS規格のコンデンサを新JIS規格のコンデンサに更新する際は色々注意が必要で、リアクトルがあったり無かったりで焼損などの事故につながります。kVAだったりkvarだったり、6600Vだったり7020Vだったり、遅れや進みや高調波とか無効有効電力cosθtanθ、三相等価回路とかなんとか、なんか難しいですねぇ。
そんなことを考えても仕事が進まないので、進まない電流を進めるために手を進めます。
と言っても私、現場にいたわけじゃありませんが。。。
更新後です。
奥のトランス2台を1台にし、手前のコンデンサ2個を更新しました。
このキュービクル、昔の物だからか高圧充電部が扉にスゴイ近くて、開けた瞬間に感電しそう。
反対側から見るとこんな感じです。
左側の変圧器を動力バンクから移設しました。
変圧器もコンデンサも早め早めの交換を!
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