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地中梁のスリーブ 色々な取合いが大事

施工現場 2025.11.12

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記事を書いた人:N

最近続いてますが今回も吉祥寺の現場です。

今日は前回の記事の次工程、地中梁のスリーブ入れです。

この地中梁に幹線ケーブルを通すためにあらかじめスリーブを入れるのが今回の工事です。


緑のリングは水膨張性のゴムリングで外壁部の止水をするための物です。

 

次の写真は地下ピットの床までコンクリートを打設したところで、このあと地中梁を型枠で囲っていきます。

 

地中梁は建物基礎となる部分で文字通り地面より下になりますが、さらにその下には杭があって、杭と地中梁はフーチングという部分でガッチリ締結されます。

地中梁のスリーブは、汚水配管、雨水配管、ガス配管、水道管、電気ケーブル、ピット内で人が行き来する人通口、溜まった水を流す連通管とその流れた水の分の空気を通す通気管など用途ごとに各々必要で、勾配が絶対の排水管を優先して取り合いを決めていきます。

電気屋はそこまでシビアではないですが、設備屋さんの排水管は流すための勾配が厳格に決められているので、ズレたりすると流れなくなってしまい大変なことになります。

この取合いが大変で、各スリーブ同士の離隔だったり、梁の高さと長さで入れられる範囲が限られたり、上階の補強筋を避けたり、色々な制限を満たしながら決めていきますが、もし入れ忘れたり、ズレて使えなかったりすると・・・建て替えなんて事件もニュースでやってますね。

そんなことが無いよう前回の墨出し同様ダブルチェックで施工していきましょう。

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