先日、某文化会館の楽屋などの照明器具26台をLEDへ更新しました。

LEDにするときお客様へ必ず説明する内容ですが、

「古い蛍光灯器具は蛍光管や安定期の劣化で本来の仕様より暗くなっているので、同等品のLED器具に変えると眩しく感じる方もいます。また、LEDの光は直進性があって蛍光灯ほど拡散しないので、改良されてだいぶ良くなったとはいえ目が疲れるということもあります」

いつもそんな説明をしながら、でも伝わりにくい光の話なので、分かっていただけたか心配でした。

で、今回交換した器具がそんな悩みを解決してくれるパナソニックの「ウィズリモ」というシリーズ。
今までの照明器具は調光させるために壁に調光器を設置して、そこから照明器具まで信号線を新たに配線しなければならなかったのですが、ウィズリモはリモコンで一台一台調光ができるので簡単に現況の明るさに近づけることができます。

これ、ステルスマーケティングじゃないですよ。

これがあれば提案するのがだいぶ楽になりますし、しかも価格も誤差レベルという。
今後使っていこうと思います。

と、まあそんな良い製品が出ているのに、昨今の資材の供給状況の悪化により本来の半分くらいの台数しか納品できなかったり、電源別置型のLED非常灯が受注後８か月も掛かったり、納品日が確定していたのに直前で出荷できないと連絡あったりとなかなか仕事がし難い状況もいまだ続いています。

早く平時に戻ることを願っています。

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