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高圧ケーブルの更新 端末処理 耐圧試験

施工現場 2026.6.23

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記事を書いた人:N

先日、某学生寮の高圧ケーブルを更新してきました。

高圧ケーブルというのは、道路の電柱の最上部にある6,600Vの高圧電線から、需要家の変電設備を繋ぐケーブルで、常時高電圧が印加されているので安全のため概ね20年前後での更新が推奨されています。

簡単に流れを書くと、

電気を止める→今あるケーブルを撤去する→新しいケーブルを通す→送電する

という作業になりますが、実際にはケーブルの端末処理、電力会社さんの接続、ケーブルの耐圧試験など色々な工程があるので、前もって新しい管路を作るなどしてできる作業は進めておきます。

私が行ったときはケーブルを通し終わって引込側の端末処理をしているところでした。

端末処理というのは、高圧ケーブルの切断部に発生する導体と遮蔽層間の電界集中を緩和するために行う処理のことで、ストレスコーン(ストレスリリーフコーン)などと呼ばれています。これをしないと電界が集中することによって絶縁破壊が起こります。端末処理と電界などのワードで知らベると出てきます。

 

さて屋上では残りのケーブルをキュービクルに取り込んでいました。

 

右上は高圧進相コンデンサ(その後ろはLBS)、右下は低圧コンデンサ盤(その後ろは動力変圧器)、左下は単相変圧器、左上は電力会社のVCTという配置になっていて、高圧ケーブルは左上のVCTに接続しますが、接続作業は電力会社さんが行います。

 

屋上の端末処理作業です。

 

キュービクル側の地絡継電器ZCTの撤去など、高圧ケーブルを更新するときじゃないと出来ない作業もついでに済ませておきます。

 

一通り作業を終えたら高圧ケーブルの耐圧試験を行います。印加電圧は最大使用電圧の1.5倍で10,350Vです。

 

耐圧試験を終えた後は電力会社さんの接続を待って完了になります。

 

今度は10月頃に変圧器の更新を予定しています。

計画的な更新で安全安心に電気を使っていただければと思います。

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