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パナソニック⇔電気工事店 意見交換会 住宅の動向 LED市況 産業構造

ご報告 2026.7.17

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記事を書いた人:N

火曜日、パナソニックさんと東京都電気工事工業組合の意見交換会に参加してきました。


写真は弊社代表の関口です。

意見交換会ってなんぞや?ですが、平たく言うと、「メーカーと施工者の乖離を無くす」ということで、メーカーさんが作る製品が施工者にとって魅力あるものなのか?エンドユーザーにとっての代理店でもある電気工事店が、お客様に勧めやすい製品であるか?施工者の視点で製品をこうして欲しい、カタログが見難い分かり難い、などお互いに意見を出し合ってより良い商品にしていきましょうというお話です。

以下、私が議論の中で建設業界の流れを踏まえ気になったことです。

電気工事には住宅(戸建て住宅)、非住宅という考えがあるのですが、特に住宅では家電品やスマートホンなどが増え続けているので、パナソニックさん曰く「新築・引渡しのあとにコンセントの数が足りないというエンドユーザー様の声があるので、電気工事店さんもコンセントを多めに設置することを提案するとお客様に喜ばれると思います」ということでした。

そうなんです。そういう意見があるのは重々承知なんですが、時代の潮流で我々電気工事店が戸建て住宅の設計をすることが無くなりつつあります。

なぜかというと、戸建て住宅など昔ながらの棟梁がいるような工務店さんの仕事では、施工する電気工事店が電気設計も行うことが一般的でした。しかし、今は住宅に求められる法律、規制、設備が昔に比べ格段に多く、かつ、複雑になり設計事務所さんやハウスメーカーでないと対応が難しい、そういう潮流ですから、お客さんも旧来の工務店よりハウスメーカーの方が安心できる、もしくは設計事務所さんの監理の下で工務店さんに依頼するというのが当たり前になっています。

そしてハウスメーカーの分譲住宅が新築着工数の大部分を締め、注文住宅もハウスメーカーがメインストリームになり、そうなるとコンセントやスイッチの配置はハウスメーカーの設計さんが考えるので我々が間に入ることはほぼありません。

さらにここ数年の流れですが、照明やスイッチがWi-FiやBluetoothで制御されるようになり、これを電気工事店の皆が理解し、お客様に説明し、この照明は調光ですよ、スイッチはこことここですよ、この照明は壁とスマホで操作できますよ、これはこの照明のリモコンですよ、という打合せをし、議事録を作り、その内容を竣工までお客様、工務店さん、電気工事店の3者で共有するというのは、よほどの対価を頂かないと責任を持つことができません。
照明やスイッチだけでもこれだけ大変なのに、電気設備ではあるけども他業者が関わるもので、これは太陽光発電のタブレットですよ、エネファームとエコキュートがあってそのリモコンはこれですよ、V2Hが使えますよ、などなどあり、これらに至っては説明責任が誰なのかもはっきりせず、お客様がたらい回しにされることがあります。正直戸建て住宅の複雑さは近年異常なくらいです。

このような複雑な設備に対するサポートが苦手な小規模工務店さんは、時代の潮流や、後継者不足、人手不足により倒産、廃業し、また、地方では人口減少によってその流れに拍車がかかっている状況です。

そんな実情を伝え、パナソニックさんからハウスメーカーや設計事務所さんへより多彩なアプローチを掛けて頂き、電気設備への理解を深めて頂くようお願いしました。

その他、今後の商品開発に向けて、リニューアル用LED照明器具や体育館などの高天井照明の需要やリニューアル対応幅、施工性の意見交換をさせて頂き、大変有意義な時間になりました。

製品にしろ住宅プランにしろ我々の思いが込められたモノできることを願っております。

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