12月に仮設工事をした下北沢の現場です。

前回は基礎の掘削を終えたところでしたが今は3階のスラブ(床)配管で、この配管を終えた後に3階床(と2階壁)のコンクリートを打設します。

文字で書くとちょっとややこしいのですが、3階床というのは2階天井でもあり、3階のスラブ配管と言っても、主に2階の電気設備用配管となります。
上下階両方の床・天井・壁の位置が関係するので間違いが起こりやすく、現場では勘違いしないように3階のコンクリート打設ではなく「2階立上りコンクリート打設」と表現します。

真ん中の箱状の物はダメ穴といい、打設後に上下で資材の受け渡しをするために設ける開口です。

赤いボーリングピンのようなものは墨出し用ポイントで、この部分に穴をあけておき下階の基準墨を上階へ移します。

写真を電気工事的視点で見ると・・・梁などの主要構造部に配管は近づけたくはないのですが、配管同士の交差や離隔なども考えるとバランス良く綺麗に真っすぐ配管されているなと思います。

引き続き進捗をお伝えしていきます。

N